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転職エージェントは信用できない?信用できないエージェントの9つの特徴と対処法とは。

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「転職エージェントは信用できない」このような想いをおもちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

転職エージェントは、有効活用すれば素晴しいサービスですが、残念ながら信用できないと感じるエージェントも存在することは事実です。

この記事では、信用できないエージェントの特徴と、対処法について解説します。

エージェントとより良く付き合う方法まで解説しますので、より良い転職を実現するために参考にしてください。

転職エージェント信用できない

転職エージェントは有益なサービス

大前提、転職エージェントは有益なサービスです。

正しく活用すれば、自分1人ではうまくいかない転職が実現できますし、助けられたと感謝することが多いです。

しかしながら、「リクルートエージェントやdodaのような、転職エージェントは信用できない」と否定的に捉える人もいることは事実です。

なぜ、信用できないと考えられてしまうのでしょうか。

転職エージェントは信用できない?

転職エージェントは信用できないと言われるのは、どのような理由からなのでしょうか。

ここでは、信用できない転職エージェントの特徴と対処法についてみていきましょう。

信用できない・むかつく転職エージェントの特徴

信用できない、むかつく、うざいと思われる転職エージェントは、どのような特徴があるのでしょうか。

すでに転職エージェントに関わっている方は特に、当てはまる特徴がないかみていきましょう。

エージェント都合で希望と合わない求人ばかり紹介

1つ目の特徴は、求職者の要望を考慮せず、エージェント都合で希望と合わない求人ばかり提案してくることです。

希望と合わなくても、求職者が気づいていない、中長期的におすすめのキャリアを提案してくれているのであれば問題ありません。

しかしながら、「求職者のため」の理由もなく、「内定が出やすいから」「企業が人手不足で困っているから」など、エージェント都合で求人を提案してくる場合は信用できません。

とりあえず複数社応募させようとする

2つ目の特徴は、「応募数が増えるほど内定確率が上がるので、とにかく複数社応募しましょう」と、無意味に数を薦めてくることです。

転職エージェントは、求職者を企業に紹介して入社させることで利益を得るビジネスです。

したがって、いかにして複数社の内定を勝ち取るかを考えるのは自然な流れです。

内定を勝ち取るために、当然応募数を増やせば確率は上がりますが、求職者のキャリアを考えると本質的ではありません。

良いエージェントほど、本当にマッチする求人を選りすぐって紹介し、その中で転職を成功させるものです。

不要に多数の求人に応募させようとするのは、信用できないエージェントです。

求職者の話を聞かない

3つ目の特徴は、求職者の話を聞かず、自分よがりに転職活動を進めていくことです。

求職者は、転職のプロではないため、当然不安が大きいものですし、プロに言われれば従ってしまうものです。

そんな状況で、強引に意見を通し、求職者の話を聞かずに押し通してしまうエージェントも中にはいるようです。

きちんと話を聞かずに、求人の紹介を進めていく転職エージェントは、信用できません。

レスが遅い

4つ目の特徴は、メールや電話のレスが遅いことです。

転職エージェントは、一度に数十人の求職者を担当することが多いです。

よって、あなた1人のみに付きっきりではない前提で考える必要はあります。

とはいえ、あまりにもレスが遅いエージェントは、あなたへの優先度が低いか、そもそも仕事ができないエージェントかどちらかです。

日頃レスが遅いエージェントは、内定周りの重要な局面でもレスが遅い可能性があり、信用できません。

業界や職種への知識が浅い

転職エージェント急かす

5つ目の特徴は、業界や職種への知識が浅く、浅い話しかできないことです。

企業を紹介するからには、その企業や業界、職種の知識はプロフェッショナルであるべきです。

しかしながら、紹介した企業の内部や業界、仕事内容について浅い知識しかないエージェントも中にはいます。

企業や職種について深堀り質問をして、的確な答えが返ってこない場合は、信用できないエージェントです。

言っていることが頻繁に変わる

6つ目の特徴は、初回面談から言っていることが一貫せず、ころころ言っていることが変わってしまうことです。

良い転職エージェントほど、初回面談時に内定までのイメージをつくり、そこから逆算したストーリーやアドバイスをしてくれます。

一方で、常にその場しのぎの発言をしてしまい、アドバイスに一貫性がなくなってしまうエージェントもいます。

転職エージェントの中には、ごまかすための嘘つきになってしまうこともあるようです。

アドバイスに一貫性がないエージェントは、信用できないエージェントです。

意思決定を急かしてくる

7つ目の特徴は、応募や入社判断時など、意思決定を急かしてくることです。

上述のように、転職エージェントのビジネスは、「いかに多く応募して、いかに内定を勝ち取り、いかに入社を決断させるか」が重要です。

そこで、求職者の気持ちに寄り添うことなく、自社の利益のために判断を急かしてくるエージェントがいることも事実です。

求職者のための急かしもありますが、エージェント都合で急かしてくることがあれば信用できないエージェントです。

参考:転職エージェントが急かす理由は?元転職エージェントが対処法まで徹底解説!

態度が高圧的

8つ目の特徴は、態度が高圧的で、上から目線で話をしてくることです。

求職者の不安な気持ちに対して、転職への知識を良いことに高圧的な態度を取ったり、乱暴な言葉遣いで接する転職エージェントもいるようです。

こうした態度をとってしまうエージェントは、求職者のことよりも自社の成果を優先しているため、信用できないエージェントです。

中長期的なキャリアを考えていない

最後、9つ目の特徴は、内定が出る企業かという短期的な視点しかなく、転職先で活躍して今後どうなっていくかという中長期的な視点がないことです。

良い転職エージェントは、転職した先にどんなキャリアを描いていくのかということを、常に考えてくれます。

つまり、転職がゴールではなく、人生を通してどうなっていくかを大切にしています。

内定がゴールになり、その先を考えていない短期的な視点のエージェントは、信用できないエージェントです。

信用できない転職エージェントが多く現れる理由

ここまで、信用できない転職エージェントの特徴を解説してきました。

それでは、なぜ信用できない転職エージェントが出てきてしまうのか、裏事情を解説します。

売上の目標が厳しい

転職エージェントの社員は、毎月「何名入社決定したか」「いくら売り上げたか」といった厳しい目標を追いかけています。

転職エージェントのビジネスモデルが、入社確定後に収益化する成果報酬制度であるため、とにかく「入社の意思決定」を追いかけます。

目標を達成できないと、評価や賞与等に影響するため、社員は必死です。

それが故に、求職者視点よりもエージェント視点が強まり、なんとか入社させようと自分よがりな対応になってしまう傾向があるのです。

そもそものスキル不足

もう1つ、そもそものスキルが不足していることが原因で、信用できない転職エージェント(キャリアアドバイザー)が出てきてしまいます。

大手の転職エージェントであればあるほど、未経験や経験が浅い若手のキャリアアドバイザーが在籍していて、スキル不足の社員が多くいます。

経験の浅さが原因で、求職者にストレスを与えたり、信用できないと思われることが多くなるのです。

転職エージェントが信用できない場合の対処法

転職エージェントが信用できない場合の対処法について、大きく2つを解説します。

別の転職エージェントに乗り換える

最も簡単かつ効果的な方法は、別の転職エージェントに乗り換えることです。

今使っている転職エージェントは、連絡をとらなければ活動自体進まないので、見切りをつけて新たに別の転職エージェントに相談してみましょう。

この場合、新たなエージェントも同じように信用できない担当者になる可能性がないわけではないので、注意してください。

別の転職エージェントを選ぶ際には、以下の記事を参考にしてください。

20代の方 20代におすすめの転職エージェント14選!元転職エージェントが詳細を解説
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担当変更を依頼する

もう1つの方法は、転職エージェントはそのままで、担当のキャリアアドバイザーを変更する方法です。

実は、担当変更は簡単にでき、エージェントとしては正直頻繁に起きるものです。

担当のアドバイザーが信用できないと感じる=転職エージェント全体がだめというわけではありません。

同じエージェントでも、担当が変われば全く対応が変わりますので、別のエージェントに登録しつつ、担当変更をすることをおすすめします。

担当変更は、個人ページからワンクリックでできたり、メールで申請できたりしますので、確認してみましょう。

参考:転職エージェントの担当変更は遠慮なくできる!担当変更時の注意点と伝え方まで徹底解説

転職エージェントを有効活用するコツ

転職エージェントは、活用法次第で非常に素晴しいサービスになります。

信用できないと感じている人ほど、参考にして意識してみましょう。

参考:転職エージェントの賢い使い方を徹底解説!初心者でも使いこなせるポイントを解説!

転職エージェントの使い方

複数社とお付き合いする

転職エージェントは、1社だけではなく複数社に登録するのが基本です。

上述のように、担当のキャリアアドバイザー次第でサービスの質は変わりますし、どうしても相性が合わない場合もあります。

複数社登録しておくことで、自分に合ったキャリアアドバイザーを選ぶことができます。

参考:転職エージェントは複数掛け持ちすべき?複数利用時の注意点まで徹底解説!

礼儀正しく丁寧に接する

転職エージェントと付き合う際は、「うまく活用する」「気持ちよく動いてもらう」という意識が重要です。

キャリアアドバイザーも人間ですので、礼儀正しく丁寧な求職者の方を優先的に対応したり、丁寧に対応してくれるものです。

人として最低限のマナーを守ってお付き合いしましょう。

頻繁に連絡をとる

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、同時に数十人を担当しているため、優先順位をつけて業務をしています。

よって、いかに自分の優先順位を上げてもらうかが重要です。

そこで、待ちの姿勢でいるとどんどん優先順位が下がってしまうため、積極的に連絡をとることで優先順位を高められ、自分に対応してくれる時間が長くなるのでおすすめです。

何をしてほしいかを明確に伝える

転職エージェントには、どんなサービスをしてほしいのか、逆にどんなことをしてほしくないのかを明確に伝えましょう。

してほしいこととしてほしくないことの認識がズレていると、お互いにとってマイナスな時間になってしまいます。

はっきりと意思表示をして、遠慮なくエージェントを活用しましょう。

信用できないと感じたら早めの対応

信用できない転職エージェントの特徴と、対処法について解説しました。

転職エージェントは、ビジネスモデルの関係上、信用できないと感じてしまうこともあるでしょう。

もし少しでも信用できないと感じた場合は、別のエージェントに登録し直すか、担当変更を依頼してきちんと対処しましょう。

転職エージェントは、活用法次第で素晴しいサービスになります。

待ちの姿勢ではなく、エージェントを動かすつもりで積極的に活用していきましょう。

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