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転職エージェントと直接応募はどちらが有利?状況別の使い分けまで徹底解説!

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転職活動を進めていくと、「転職エージェントを使う場合と、転職サイトとかで直接応募する場合と、どっちが受かりやすいとかあるの?」と疑問に思うことがあるのではないでしょうか。

この記事では、転職エージェントと直接応募の違い、どちらが有利なのかについて、初心者にもわかるレベルで解説します。

あなたにとってベストな方法での転職ができるように、きちんと理解していきましょう。

転職エージェント直接応募

転職エージェントと直接応募はどちらが有利?

「転職エージェントの方が有利だ!」
「直接応募の方が有利だ!」

対局の主張が繰り広げられているのをよく目にしますが、結論、「受けている企業や職種、あなたの能力」に左右されるので、一概にどちらが有利とは言えません。

ずるい答えだと思われるかもしれませんが、これが真実です。

むしろ、どちらか一方を有利だと信じて転職活動をすることは非常に危険です。機会損失につながる恐れがあります。

本題に入る前に、転職エージェントのことがよくわからない方は、転職エージェントとは。転職初心者にもわかるレベルで徹底解説。面談の費用は?を先に御覧ください。(わかっている方は飛ばしてください)

転職エージェントが有利と言われる理由

まずは、転職エージェントが有利だと言われる理由をみていきましょう。

転職エージェントのメリットがゆえに、転職エージェントのほうが有利だと言われることが多いです。

面接対策や企業へのアピールをしてくれる

転職エージェントを利用すると、面接対策をしてくれたり、企業へあなたをアピールをしてくれたりします。

転職エージェントは、あなたに1人専属のキャリアアドバイザーがつき、転職活動終了までサポートしてくれます。

エージェントが企業との間に入って、詳しい面接情報を教えてくれたり、あなたの強みをアピールしてくれたりするので、自分ひとりでは合格できないような企業に内定が出る可能性が上がります。

面接後のフィードバックを受けられる

転職エージェントを利用することで、面接後に企業からのフィードバックをもらうことができます。

直接応募している場合は、企業からわざわざ評価点や懸念点をもらえませんが、転職エージェントを経由することで詳細なフィードバックを回収してもらえます。

面接後に懸念点がわかることは、非常に大きな意味があります。懸念点をもとに次回面接の対策ができるため、合格可能性を高められます。

また、評価点がわかっていることで、あなたがどれだけその企業に必要とされているのか、認識のGAPがないか判断できるため、入社後のミスマッチを最小限に抑えられます。

自己分析をもとに適職を紹介してもらえる

転職エージェントを利用することで、面談で自己分析を手伝ってくれたり、インタビューを元に適職を紹介してもらえます。

社風が合いそうな求人や、将来のなりたい姿ややりたいことにつながる求人を紹介してくれるため、自分でなんとなく選んで応募する企業よりも合格しやすいです。

直接応募(転職エージェントを通さない)が有利と言われる理由

一方で、直接応募が有利と言われることも多いです。ここでは、直接応募が有利と言われる理由をみていきましょう。

そもそも直接応募とやり方とは

直接応募のメリットを解説する前に、まずは「直接応募」の定義について整理しましょう。

直接応募は、転職エージェントを通さない方法で、直接応募のやり方は主に4つです。

  1. 転職サイト(求人サイト)に掲載されている求人に自分で応募する
  2. 転職サイトやビジネスSNS等に登録し、企業から直接スカウトを受けて応募する
  3. 企業の採用ページを見て直接応募する
  4. 社員から紹介されて直接応募する(リファラル採用)

「直接応募」といっても、大きく4種類があることを理解しておきましょう。

色々なケースがあるため、一概には言えませんが、一般的に1〜4の順番でコストがかかることが多いです。

参考:リファラル採用とは。社員の報酬相場を含めて解説。

転職エージェントとの大きな違いはコスト

転職時の直接応募メリットとして考えられるのは、企業視点で考えた時に、転職エージェントに比べてコストが安いことです。

コストの違いは、企業にとって転職エージェントと直接応募の大きな違いです。

転職エージェント経由の採用でかかるコスト

転職エージェント経由で採用をすると、内定時に提示する年収の30%〜35%の紹介料を、転職エージェントに支払います。

例えば、内定通知書で提示する年収が500万円であれば、500万円の35%である175万円を紹介料として転職エージェントに支払うことになります。

直接応募でかかるコスト

一方で、直接応募でかかるコストは、原則として転職エージェントよりも安く抑えられます。

以下は、目安として料金をまとめたものです。

転職サイトやスカウトツールで、何を使うかによって料金は大きく異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。

採用経路 料金相場
転職サイト 4週間:約20万円〜180万円
スカウト採用 月額:約4万円〜20万円
採用ページからの採用 無料(ページ制作費別途)
リファラル採用 無料(報酬を支払う場合は別途)

ポイントは、採用人数が増えれば増えるほど、採用コストが安くなることです。

転職エージェントであれば、何人採用しても35%の紹介料がかかりますが、転職サイトやスカウトサービスであれば、期間内であれば定額で何人でも採用できます。

全く同じ評価の人ならどちらを採用するか

さて、ここまで直接応募の形態と料金について理解していただけたところで、直接応募が有利と言われるたった1つの理由を解説します。

ポイントは、1名採用のポジションで、「全く同じ評価の方が2名いて、1人は転職エージェント、1人は転職サイト経由の応募者だった場合、どちらをとりますか?」ということです。

転職エージェントをやっていると、クライアントである企業様から、「この方のレベルだと、エージェント経由でコストをかけて採用はできないな。直接応募なら採用できるんだけど。」と言われることもあるくらいです。

直接応募のほうが有利だという主張がある理由は、採用コストが安い直接応募のほうが、同じ評価で迷った時に選ばれやすかったり、コストが低いがゆえに採用ハードルが下がったりするのではないかと考えられるからです。

転職エージェントは使うなと主張する人がいるのは、このコスト問題によるものが多いです。

転職エージェントと直接応募どちらが有利

どちらが有利かは状況による

冒頭でお伝えしたように、転職エージェント経由での応募と直接応募がどちらが有利なのかは、状況によります。ここで、詳しくみていきましょう。

大きな争点となる採用コスト

転職エージェントと直接応募が有利不利という議論の大きなポイントは、採用コストです。

「採用コストが低いから直接応募の方が有利」という主張には、実は理解しておかなければならない前提があります。

「1人を採用するなら」という前提

「直接応募の方が採用コストが低いから有利」という考え方は、「ある職種で1人を採用する場合で、すべての候補者の評価がまった同じなら」という前提が隠されています。

つまり、とある会社の例えば営業職であと1名を採用したい場合、3名の候補者を最終面接で判断するとします。

この時、3名の評価が全く同じで、2名が転職エージェント経由、1名が直接応募の場合、あなたなら誰を採用しますか?

おそらく、直接応募の候補者ですよね?

同じ評価であれば、1番採用コストがかからない直接応募の方を採用するでしょう。

ただし、この考え方は、「1人を採用するなら」という前提の場合です。

例えば、先程の例で、もし3名採用するとしたらどうでしょう?

3名が同じ評価で、内定が出るレベルだとすれば、応募経由関係なく、全員に内定が出るでしょう。

このように、企業の採用状況によって、必ずしも直接応募の方が有利だとは言い切れません。

すべての企業が採用コストを抑えたいわけではない

また、すべての企業が採用コストを抑えたいわけでありません。

採用コストを抑えたいと考える企業が多いものの、「いくら払っても良いから、とにかく欲しい人材を採用しよう」このような考え方の企業も存在します。

採用コストを気にしていない企業からすると、応募経由は合否に関係なく、いかに良い人材を採用するのかという視点でしか考えていません。

転職エージェントが有利な場合

それでは、どのような場合にどちらが有利なのか、まずは転職エージェントが有利な場合を解説します。

非公開求人に応募する場合

非公開求人(一般的に世の中に公開されていない求人)は、転職エージェントのみが保有している求人です。

更に言うと、転職エージェントでも、求人によって保有しているエージェントとそうでないエージェントが出るくらいです。

「有利」という表現と若干ずれますが、そもそも非公開求人への応募は、転職エージェント経由でないとできません。

直接応募では見つからない案件が、転職エージェントでは見つかる可能性がありますので、興味がある方は転職エージェント経由の方が良いでしょう。

面接が苦手な場合

続いて、面接が苦手な方は、転職エージェント経由のほうがおすすめです。

転職エージェントを利用して、面接が苦手な旨を伝えれば、担当のキャリアアドバイザーが面接対策をしてくれます。

転職エージェントは、企業毎の面接情報をストックしていて、過去どんなことを聞かれているのでどんな対策をすべきなのかを教えてくれます。

直接応募の場合は、面接情報を入手しづらいですし、家族や友人に面接対策をしてもらうくらいしかできないので、面接が苦手な人にとってはエージェント経由が有利でしょう。

転職エージェントと企業の関係性が深い場合

最後に、転職エージェントと企業の関係性が深い場合は、あなたを強く推薦してもらえるので有利だと考えられます。

企業は、自社によく推薦してくれ、入社までサポートしてくれた実績が豊富なエージェントと、簡単に言うと「仲良く」なっていきます。

関係性が深くなるほど、「あなたが言うなら」という考え方が出てきます。

採用に迷った時に、関係性が深いエージェントが「この方はおすすめです」と言われれば、「あなたが言うなら採用しよう」となる場合も中にはあります。

エージェントが推薦したら全てYESというわけではありませんが、転職エージェントが有利となり得る場合もあるでしょう。

直接応募が有利な場合

ここからは、直接応募の方が有利な場合を解説します。

転職エージェントを利用していない会社・業界に応募する場合

まず第一に、転職エージェントを利用していない会社や業界に応募する場合です。

例えば、NGOやNPO、学校法人などは、転職エージェントを使っているケースがほとんどありません。一部の総合商社等も同様です。

転職エージェントを採用に利用していない会社に転職したい場合は、当たり前ですが直接応募できません。

とはいえ、自分の行きたい会社が転職エージェントを利用しているかは、転職エージェントに登録してみないとわからないので、まず登録して確かめる必要があります。

行きたい企業が決まっていて面接対策がバッチリな場合

続いて、「ここにどうしても行きたい!」という企業が定まっていて、面接対策が問題なく、会社の内部のことについても知れる状況の場合は、直接応募で問題ありません。

企業にとっては採用コスストが抑えられることはもちろん、どうしても入社したいという意欲が伝わりますので、好印象をもたれるでしょう。

大量採用をしている職種の場合

上述の通り、大量採用をしている職種の場合は、採用数の目標がシビアであればあるほど、直接応募のから内定可能性が増します。

採用人数が多くなると、全て転職エージェント経由で採用した場合のコストが非常に膨らみます。

企業の本音としては、極力直接応募経由での採用を強化したいと考えることが多いので、直接応募が多少有利に働くことがあります。

転職エージェントと直接応募は併用がおすすめ

結論、転職エージェントと直説応募は、どちらが有利とは言い切れないため、併用して状況に応じて使い分けましょう。

おすすめの使い方は、転職エージェントを基本に使っていき、直接応募が有利に働きそうな求人の場合のみ直接応募してみる使い方です。

転職エージェント経由応募の注意点

転職エージェント経由応募の注意点は、書類選考お見送りの真意です。

転職エージェントは、求人を出してくれる企業に対して、「応募者のスクリーニング」という役割も担っています。

簡単に言うと、応募があった候補者すべてを企業に送るのではなく、企業とすりあわせている条件に合わない候補者を、転職エージェントのところでお見送りにしているのです。

よって、書類でお見送りになったからといって、企業に書類がわたっているかはわかりません。

どうしても行きたい企業であれば、直接応募で企業に書類を送ってみても良いでしょう。

直接応募の注意点

直接応募をする際の注意点は、以下のとおりです。

  • 求人の内容や会社の情報を鵜呑みにしない
  • 企業とのやり取りをすべて自分でやらなければならない

転職エージェント経由であれば、応募企業の裏事情など、一般公開しづらい内容まで教えてくれますが、直接応募(リファラル以外)の場合は、どうしても「よく見せる」側面があります。

公開されている情報を鵜呑みにしてしまうと、給与等の条件を含めGAPが生まれる可能性があります。

また、内定時の給与交渉や面接日程調整等の、企業とのやり取りをすべて自分でやらなければなりません。

ただでさえ忙しい転職活動において、負担が増えることを認識しておきましょう。

登録しておくべき転職エージェントと転職サイト

以下の記事を参考に、ご自身に合いそうなエージェントを複数社見つけて、まずは無料相談をしてみてください。

エージェントによってターゲットとしている求職者や得意としている業界が異なりますので、ご自身の経験や希望に応じて選んでみてください。

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転職エージェントと直接応募を併用して転職を進めましょう

転職では、転職エージェントが有利でも直接応募が有利でもなく、状況に応じて変動すると解説しました。

あなたのスキルや経験、応募先企業の採用状況によって、どちらの方法で応募すべきかは異なります。状況に応じて使い分けるために、転職エージェントと転職サイトは併用して転職を進めましょう。

転職エージェント、転職サイトを利用する際の注意点も理解し、より良い転職活動ができるようにしていきましょう。

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