職務経歴書とは何か
職務経歴書とは、今までの職務経験と、そこでどんな業務を担当してどんなスキル・知識を得たのかを記載する書類のことです。職務経歴書を見れば、どの期間、どんな仕事に取り組み、どんな成果を上げ、どんなスキルや知識をもっているのかがわかります。
書き方は自由ですが、基本的には2種類です。1つは、過去から時系列にキャリアを並べた「編年体式」、もう1つは、プロジェクト単位でキャリアをまとめた「キャリア式(逆編年体式)」です。
職務経歴書の目的
企業目線での職務経歴書の目的は、今までのキャリアで培ってきたスキルが、自社に生きるかどうかを確認することです。一方で、求職者目線での職務経歴書の目的は、今までのキャリアで培ってきたスキルをアピールすることです。
職務経歴書に書くべき項目
職務経歴書には、以下の項目は最低限記載します。
- 氏名・記載年月日
- 職務要約
- 職務経歴と会社概要
- 資格
- 今までの職務で得た活かせる経験・知識・スキル
- 自己PR
今までの職務内容も、要点だけまとめて記載します。
何を課題として取り組み、どんな成果を上げたのかを含めて、今までの職務経歴を記載します。営業職であれば営業成績を記載したり、デザイナーであればポートフォリオのリンクを貼ったり、自身の成果がみられるように記載します。また、会社名だけだと、どんな事業・仕事をしているのか、どれくらいの規模の組織なのかがわからないため、簡単に会社概要を記載します。
職務遂行にかかわる資格を記載します。
課題解決力、課題設定力、コミュニケーション能力、KPI設定能力、語学力など、仕事において獲得してきた知識やスキルを記載します。
ここまでの記載内容をまとめて、自身ののアピールできるポイントを記載します。
職務経歴書の基本フォーマット
職務経歴書の基本フォーマットは、以下画像を参考にしてください。