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転職活動に疲れた30代の方は、今後どうして良いか悩んでいることでしょう。
この記事では、30代が転職活動に疲れる原因と対処法を解説します。
多くの場合は、内定が出ずに転職先が決まらないことによるものが大きいですので、転職活動がうまくいくポイントまで解説します。
紹介する転職エージェントや転職支援サービスを参考に、より良い転職活動を進めていきましょう。
そもそも30代の転職は時間がかかる
そもそも、30代の転職活動には時間がかかって疲れやすいものです。
人材大手のエン・ジャパンが実施した転職活動期間に関する調査によると、転職活動に要する時間について以下のような結果が出されています。
-
20代
- 1ヶ月半以内:42.9%
- 3ヶ月以内:47.6%
- 6ヶ月以内:7.6%
-
30代
- 1ヶ月半以内:19.2%
- 3ヶ月以内:62.5%
- 6ヶ月以内:18.3%
こにように、大前提として、30代の転職では時間がかかりやすいことは押さえておきましょう。
転職活動に疲れた30代に考えられる原因は大きく2つ
転職活動に30代が疲れたと感じる原因は多々あるかと思いますが、大きく分けると2つです。
転職活動が辛いと感じている方は、対処法を考える前に、まずは原因を押さえておきましょう。
転職先が決まらない
転職活動に疲れる方で最も多い原因は、転職先がなかなか思うように決まらないことです。
30代の転職では、未経験職種への転職は20代より厳しいことから、なかなか転職先が決まらないことが多いです。
なかなか決まらない要因として、大きく2つが考えられます。
そもそも応募できる求人が少ない
30代の転職で転職先が決まりづらいのは、そもそも応募できる求人が少ないためです。
30代の転職ではスキルや経験を見極められるため、自分の経験に即した求人でないとそもそも応募が難しいものです。
経験値が浅ければ浅いほど、応募できる求人が少なくなってしまいます。
書類選考・面接に通らない
もう1つ、書類選考や面接に通らないことも当然原因になります。
採用する企業から30代への見方は、書類選考や面接において20代より厳しくなります。
「20代なら」と思ってしまうことも多々あり、書類選考や面接でのハードルはどうしても上がるものです。
家庭・仕事と転職活動のバランスが難しい
30代が転職活動で疲れる原因の2つ目は、家庭および仕事と転職活動のバランスをとることが難しいことです。
30代は、20代に比べて家庭や仕事での責任が増し、転職活動の時間を創出することが難しくなるものです。
転職活動の基本は、現職に在籍しながら転職活動することです。
実はみなさんが通る壁ですが、無理して時間をつくることが多いでしょうから、在職中の転職活動が辛いと感じて疲れていくことが多いです。
転職先が決まらない・うまくいかない原因
転職がうまくいかない・内定が出ない30代に向けて、考えられる原因を解説します。
やみくもに悩んでいても、問題は解決しません。
まずは原因を特定し、適切な対処法ができるようにしていきましょう。
経験値・スキルが弱い
上述のように、30代の転職においては経験値やスキルが非常に重要です。
単純な話で、経験値やスキルが弱いと、採用する企業からは評価されないため、なかなか転職先が決まりません。
20代であれば、「ポテンシャル採用」をしてくれる企業は多くありますが、30代ではそうはいきません。
自己分析が甘い
続いて、自己分析が甘い・できていないことも大きな原因です。
転職活動においては、あなたが思っている以上に、「自分のことをどれだけ深く理解してアウトプットできるか」が重要です。
ここでは、自己分析で最低限言語化しておくべき内容について解説します。
なぜ転職するのか
自己分析で最も重要な要素は、「なぜ転職するのか」です。
実は、意外と考えられていない方が多いです。
「現職の環境に不満がある」「人間関係が悪い」「仕事がつまらない」というような、現職を退職する理由を転職理由にしていませんか?
これらは退職理由であり、転職理由ではありません。
「転職してどうなりたいのか・何がしたいのかに基づいて、手段として会社を変える必要がある」というのが転職理由です。
- もっとこういう自分になりたい
- もっとこういう仕事がしたい
こうした思いに対して、今の会社では実現できないから転職するというように、未来を向いたポジティブ思考な転職理由を考えておきましょう。
今のあなたは何ができるのか
自己分析でもう1つ深めていくべきことは、「今までどんな仕事をしてきて、どんなスキルがあって何ができるのか」ということです。
転職活動では、新卒の就職活動のように「将来性」だけで判断してくれるわけではありません。
あなたに何ができて、そのスキルが転職先でどう活かせるのかが重要です。
ここがわかっていない状態で、身の丈に合わない会社をいくら受けても、当然内定は出ないものです。
自分は何ができて、どんな強みをもっているのかをきちんと言語化しておくことが重要です。
面接対策が足りない
自己分析ができていないことに続いて、面接対策ができていないことも、内定が出ない要因になりやすいです。
転職活動がうまくいかない人ほど、面接に対する意識が低く、きちんと対策ができていません。
面接というのは、大前提として自己分析ができていない人はうまくいきません。
- なぜ転職するのか
- 転職してどうなりたいのか、何がしたいのか
- 転職先をどういう基準で選んでいるのか
- 現職で最も力を入れて成果を出した経験は何か
- その際に工夫したこと、自分にしかできなかったことは何か
- なぜその会社に入りたいのか
といった基本的な問に対して、きちんと言語化ができていますか?
まずは書き出して整理し、それをわかりやすく話す練習までしてはじめて、面接を受けられるレベルになることを肝に命じておきましょう。
適切な企業を受けていない
最後に、自分に合った適切な企業を受けていない人は、転職がうまくいきません。
自己分析に応じて、あなたができることとやりたいことのバランスがとれた企業を受けていますか?
自分の力以上の職種や企業、考え方やカルチャーが合わない企業を受けていても、当然うまくいきません。
転職活動に疲れた30代のための対処法
転職活動に疲れた場合、休むという選択肢ももちろんありますが、どこか本質的ではないでしょう。
ここでは、転職活動に疲れた30代がすべき対処法について解説します。
自己分析をして転職活動を見直す
しつこいようですが、まずはとにかく自己分析を深めることが重要です。
- なぜ転職する必要があるのか
- 本当に転職する必要があるのか
- 自分に何ができて、今度どうしたいのか
- 強み、弱みはなんなのか
改めて深堀りしてみると、新たな発見があったり、今までよりも更に深く言語化できたりoda
、必ず何かが得られることでしょう。
そもそも転職が必要ではないことに気づき、転職活動自体を見直しても良いでしょう。
自己分析を1人で行う自信がない方は、以下の記事を参考にしてください。
参考:キャリア支援サービス「POSIWILL CAREER(旧ゲキサポ!キャリア)」とは。サービス内容と口コミ・評判まで解説。
面接対策を丁寧にやる
次に、面接対策を甘く見ずに丁寧に行いましょう。
自分一人ではなく、誰かに面接官役をしてもらってやってみることをおすすめします。
誰かに深く突っ込んでもらうことで、思わぬ課題も見つかるものです。
1人で練習する場合には、録音や撮影をして客観的に見てみることも重要です。
転職エージェントを見直す
自己分析や面接練習は、必要だとはいってもなかなか自分ひとりでは取り組みづらいものです。
そういう場合には、転職エージェントを活用しましょう。
既に転職エージェントを使っている人も、転職活動に疲れた今、新たなエージェントに再登録することをおすすめします。
ここでは、30代のあなたにおすすめの転職エージェントを特徴別に紹介します。
ハイキャリアの転職なら「JACリクルートメント」
JACリクルートメント
原則年収600万円以上をターゲットとしていて、ハイクラス向けの求人を豊富に取り揃えています。
業界別・職種別のコンサルタントが在籍し、大手では珍しい企業担当も兼任しているエージェントであるため、企業の詳細情報までアドバイスしてくれます。
語学力を活かした海外勤務もを検討しているハイクラスの方に、特におすすめのエージェントです。
圧倒的実績と求人数の「リクルートエージェント」
リクルートエージェントは、は、全国で圧倒的な実績と求人数を誇る業界No1エージェントです。
20代から50代まで幅広い年代に対応していて、全国どこの求人でも紹介可能です。
また、経験豊富なベテランキャリアアドバイザーが多数在籍していて、どんな業界や職種でも転職サポートをしてくれることが特徴です。
支援の安定感、対象の広さや実績から、「まず登録する」方が多い信頼できるエージェントです。
コロナ後の雇用が安定しない状況でも、圧倒的な求人数を担保してくれているのが嬉しいポイントです。
リクルートと併用したい「doda」
dodaは、リクルートエージェントとともに業界をリードしてる、人材大手パーソルキャリアが運営しているエージェントサービスです。
リクルートエージェントと同様に、若手を中心に幅広い年代・業界・業種に対応していると同時に、リクルートエージェントにはない非公開求人を保有しています。
リクルートエージェントと双方登録してみて、担当のキャリアアドバイザーと相性が良い方を中心に使うことをおすすめします。
IT業界なら「GEEKLY」
GEEKLYは、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
職種を問わず、幅広い求人を揃えている急成長中の転職エージェントです。
キャリアアドバイザーが求人について熟知しており、提案力が高いことが大きな特徴です。
過去の転職支援実績を活かした高いマッチング制度が評判で、非公開求人が9,000件以上あるなど情報量も豊富です。(2020.6月現在)
管理部門なら「MS-Japan」
MS-Japanは、人事や総務、経理といった管理部門の転職支援に特化した転職エージェントです。
年齢や職位を問わず、幅広い層が利用できることに加え、創業約30年の豊富な実績があるので安心です。
転職転職支援サービス・転職サイトを活用する
続いて、転職エージェントだけではなく活用したい転職支援サービス、転職サイトをご紹介します。
転職エージェントと併用することで、転職成功確率を上げることができます。
ビズリーチ
転職支援サービスと言えば、CMでもおなじみの、ハイクラス向けの転職支援サービスビズリーチです。
ビズリーチとは、サイトに自身のレジュメを登録することで、3500名を超えるヘッドハンターや、採用をしている企業から直接オファーを受けられるサービスです。
管理職や経営幹部の求人などを中心に、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めていて、ハイクラス案件についてのスカウトを受けることができます。
有料会員登録をしなくても、無料会員登録をすれば、プラチナスカウトメールに返信及び応募が可能です。
また、応募はできないものの、ビズリーチに掲載されている求人情報とヘッドハンター情報を閲覧可能です。
まずは無料で登録してみて、使えそうだと判断した場合に有料会員登録に切り替えることがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートエージェントと同じくリクルートが運営している、ハイキャリア層に特化したヘッドハンティングサービスです。
リクルートならではの優良案件が豊富なことが特徴です。
30代の転職では求人数を確保することが重要であるため、まずは無料で登録してみると良いでしょう。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、自身で自由に求人を探し、企業に直接応募できるサービス(転職サイト)です。
日本最大の転職サイトで、リクルートエージェントを運営するリクルートが運営しています。
求人数は圧倒的で、直接応募を探す場合は非常に便利です。
また、登録をしておくと企業から直接スカウトを受けることもできるので(スカウトを受けることに同意する必要あり)、思わぬ出会いがあるでしょう。
エージェントを使うとしても、リクナビNEXTは併用しておくことをおすすめします。
転職活動に疲れた20代がやってはいかないこと
最後に、転職活動に疲れて悩んでいる30代の方が、絶対にやってはいけないことを解説します。
疲れてくると、適切な行動ができなくなりがちですので、NGな対処法を押さえておきましょう。
投げやりになって妥協する
まず、転職活動に投げやりになって、妥協した転職をしてしまうことは絶対にやめましょう。
転職活動がなかなかうまくいかず、内定が出ない状態が続くと、「もうどこでも良いや」と妥協してしまいがちです。
そうなった場合には、「そもそもなぜ転職するのか」に立ち返ることが重要です。
転職して得たい未来は常に明確にもち、投げやりに意思決定をしないように心がけましょう。
自分を責めて1人で悩む
次に、自分を責めて1人で悩んでしまうことはNGです。
転職活動は、1人で悩めば悩むほど深みにハマってしまいます。
最悪の場合には、精神的に何らかのダメージを受けてしまうこともあるでしょう。
転職活動に疲れてしまった場合には、家族や友人に愚痴を言ってみたり、転職エージェントに愚痴を言ってみたりしても良いです。
1人で悩むくらいなら、周囲にマイナス要素を吐き出してください。
内定が出る前に退職する
最後に、内定が出る前に退職するのは絶対にやめましょう。
転職活動に疲れた、うまくいかないという場合に、先に現職をやめて転職活動に集中しようと考えがちです。
しかしながら、退職してからの転職活動は、無職の期間が長くなるリスクが非常に大きいです。
無職の状態での転職活動は、今以上に「疲れた」と感じることになりますよ。
転職活動に疲れても冷静に
転職活動に疲れた30代に対して、その原因と対処法を解説しました。
転職活動がうまくいかないのは、大部分は経験・スキル不足と自己分析が甘いことによるものです。
そもそも今転職すべきなのかも含めて、今一度深く自分を見つめ直してみましょう。
そうはいっても、後ろ向きにネガティブになったり、冷静さを欠いたりしては本末転倒です。
時には友人や転職エージェントに愚痴でも言いながら、前向きかつ冷静に取り組んでいきましょう。