「転職エージェントとの面談の予定があるものの、面談をキャンセルしても良い?」
「転職エージェントとの面談をキャンセルする方法を知りたい」
このような不安を抱えている方のために、面談のキャンセル方法と注意点を解説します。
エージェントに迷惑をかけることがないように、正しいキャンセル方法を理解していきましょう。
転職エージェントとの面談はキャンセル可能
転職エージェントとの面談は、キャンセルできます。
ただし、気を遣って正しく行う必要がありますので、詳細を理解していきましょう。
面談キャンセルをする場合とは
そもそも、面談キャンセルをしても良いと考えられるのは以下のような場合です。
- 他のエージェントと面談をして、そこでお世話になりたい
- 内定が出てそこに入社を決める
- 転職活動をやめるor先延ばしにする
原則、上記3つの場合に面談キャンセルが考えられます。
面談キャンセルの方法
まず、面談キャンセルをする場合の方法を解説します。
メールでも電話でも可能
転職エージェントとの面談をキャンセルする場合は、メールでも電話でも可能です。
面談予定日直近のキャンセルであれば、当然メールだけではなく電話もする必要がありますが、目安として3日以上前のキャンセルであればメールのみで構いません。
転職エージェントを休止したい場合のメール例文
転職エージェントとの面談の断り方について、例文をご紹介します。
◯◯様
お世話になっております。◯月◯日に面談のご予約をしている◯◯でございます。
大変恐縮ではございますが、諸般の事情により転職活動を休止することになりました。
つきましては、お時間をいただいている面談の日程をキャンセルさせて頂きたく存じます。
転職活動を再開することがございましたら、改めてご連絡させていただけますと幸いです。
貴重なお時間をいただいていたなか、このような形となりまして申し訳ございません。
ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願い致します。
—署名—
転職エージェントを退会したい場合のメール例文
転職エージェントを退会したい場合のメールについて、件名を含めてご紹介します。
退会したい場合は、エージェントごとにある専用フォームか、メールで連絡することが多いです。
◯◯エージェント
◯◯様
お世話になっております。転職のご支援をしていただいております◯◯でございます。
大変恐縮ではございますが、諸般の事情により転職活動を中止することになりました。
つきましては、貴社サービスから退会させていただけますでしょうか。
貴重なお時間をいただいていたなか、このような形となりまして申し訳ございません。
ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願い致します。
末筆ながら、◯◯様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
—署名—
面談を断る際の注意点
予定していた面談を断る場合は、ポイントをおさえてキャンセルしないと失礼にあたることが多いです。
「人として」、ポイントを押さえて正しく断りの連絡ができるように理解しておきましょう。
無視・放置はNG
大原則として、転職エージェントにキャンセル連絡をせずに無視や放置をするのはNGです。
「面談をキャンセルするなんて気まずい」と思うことがあるものですが、絶対に連絡をしましょう。
時間は有限であるなか、あなたのために時間を取ってくれているわけですので、人として当たり前に連絡をしましょう。
キャンセルを決めたらすぐに連絡する
2つ目の注意点は、キャンセルを決めたらすぐに連絡することです。
「どうしよう、キャンセルして良いのかな?」と悩んでいる今その瞬間に連絡すべきです。
時間は有限ですので、いただいている時間を他に当ててもらうためにも、キャンセルがわかった瞬間に連絡しましょう。
ドタキャンは極力避ける
3つ目の注意点は、どうしてもやむを得ない場合を除いてドタキャンは極力避けることです。
前日や当日になって、なんとなくの理由でキャンセルをするのは人としてNGです。
体調不良等のやむを得ない場合を除き、ドタキャンは避けましょう。
転職エージェントとの面談は複数社するのが基本
転職エージェントを利用する場合は、複数社と面談をするのが基本です。
1社目のエージェントの印象が良いことを理由にそのエージェントに決め、次のエージェントとの面談をキャンセルしようとしているのであれば、キャンセルすることなく面談しましょう。
転職エージェントによって保有している案件は異なりますし、複数名のアドバイザーからアドバイスを受けることで参考になることは必ずあります。
転職エージェントの面談キャンセルは慎重に
転職エージェントとの面談のキャンセル方法、注意点を解説しました。
面談を断ることはNGではありませんが、あくまでもあなたのために時間を割いてくれていることを忘れないようにしましょう。
貴重な時間をもらっているがゆえに、断る際は慎重に誠意をもって伝えることが重要です。
また、転職エージェントは複数社使うことが基本ですので、1社との面談が終わってキャンセルをしようとしている場合は面談だけはしてみることをおすすめします。