教師の転職 転職

教師の転職では年収が下がる?上がる?年収を上げるために重要な考え方まで解説

更新日:

【本ページはプロモーションが含まれています】

「教師をしていて転職を考えているが、年収が上がるのか下がるのか不安」

このような不安な想いをおもちの方が多いのではないでしょうか。

この記事では、教師であるあなたが転職した場合に年収はどうなるのか、少しでも年収を上げるにはどうすれば良いのか、基本的な考え方を解説します。

年収は、転職において重要な要素であると同時に、それだけが重要なわけではないものです。

正しい考え方を理解して、より良い転職に繋がるように準備していきましょう。

教師転職年収

教師が転職すると年収はどうなる?

教師の方が転職した場合に、年収がどのように変化するかについて解説します。

年収は、教師から民間企業に転職する場合に不安になる大きな要素かと思いますので、きちんと押さえておきましょう。

そもそも教師の年収相場は高い?

そもそも、教師の年収は一般的にみて高いのでしょうか?低いのでしょうか?

年収の変化を理解する前に、まずは自身の立ち位置を押さえておきましょう。

平成28年度学校教員統計調査によると、私立公立を問わず収入のデータが公開されています。

諸手当を除いた平均月給は、以下のとおりです。

  • 小学校教諭 33万6千円(平均43.4歳)
  • 中学校教諭 34万6千円(平均43.8歳)
  • 高等学校教諭 36万3千円(平均45.4歳)
  • 特別支援学校 34万1千円(平均43.2歳)

これらの月額の12ヶ月分に加えて、諸手当、賞与等が追加されますので、小学校教諭で大体平均550万円〜650万円程度になるといわれています。

地域差や小中高などでも異なりますが、目安としてはこの程度でしょう。

私立学校で、特に大学の付属学校である場合は年収が高い傾向にあり、上述の平均値以上の給与であることが多いです。

いずれにしても、民間企業と比べても見劣りはせず、それ以上である場合もあるでしょう。

転職して直近は年収が下がると考えるのが妥当

教師の年収は、民間企業に比べても見劣りしません。

結論、教師が民間企業に転職する場合には、年収はどうしても下がりやすいです。

ここでは、教師から民間企業に転職する際の年収について、詳しくみていきましょう。

民間企業に転職して年収が下がる理由

大前提として、教師であるあなたは、民間企業での就業経験がないことが多いでしょう。

民間企業勤務経験がある教師の方は中にはいらっしゃいますが、数は少ないでしょう。

そうなってくると、採用する企業としては、経験値が浅い(ない)人材をポテンシャルに期待して採用する形になるわけです。

つまり、実績がない人に対して「期待をして」採用するわけです。

今現在「教師のプロとして」給料をもらっているわけですので、新たな未経験職種に転職をすれば年収が下がるのは自然の流れです。

教師はある種独特の職業で、ビジネスシーンで使える汎用的なスキルをアピールしづらいため、どうしても転職時に年収は下がりやすい職種になります。

前提として職種や年次による

そうはいっても、大前提として「どんな職種に転職するか」「あなたが社会人何年目なのか」によって年収の増減は変わってきます。

民間企業での年収というのは、「その業界の生産性(利益率)」と「あなたができること(スキル)」の掛け合わせで決まります。

つまり、利益率が高い業界に転職ができた場合や、あなたがもっているスキルが評価される業界・企業に転職できた場合には年収アップの可能性は十分にあります。

また、あなたの年次が若く、まだ給料が上がってきていない段階で転職活動をすることによって、年収が上る可能性は十分にあるでしょう。

中長期的に考えれば年収は上がりやすい

教師が転職する場合には、短期的にみると年収はダウンしやすいですが、中長期的には年収アップの可能性は十分にあります。

むしろ、民間企業に勤めたほうが年収アップの期待はできます。

教師は「成果」に応じた昇給というのが難しく、あくまでも規定の枠組みでの報酬が多いでしょう。

しかしながら、何かしらの専門性をもって高い成果を上げることで評価される職種・仕事であれば、年収を際限なく上げていくことも可能です。

未経験職種への転職で一時的に年収が下がったとしても、専門性やスキルを身につけて中長期的に年収を上げていく考え方をしても良いでしょう。

年収を上げるためのポイント

ここでは、教師が転職して年収を上げるためのポイントを大きく2点解説します。

きちんとポイントを押さえて、より良い転職に繋げていきましょう。

転職エージェントに相談する

まずは、転職のプロである転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

いくら年収を上げたいとはいえ、民間企業経験が少ない教師のあなたが自力で企業を探すのは難しいでしょう。

ここでは、求人数が多く選択肢が広くなりやすいエージェントをご紹介します。

そもそも転職エージェントが何かわからない方は、以下の記事を先に御覧ください。

転職エージェントとは。転職初心者にもわかるレベルでメリット・デメリットまで徹底解説。

20代の転職支援に強い「マイナビエージェント」

マイナビエージェント2021

マイナビエージェントは、新卒採用で有名な「マイナビ」や、転職サイトの「マイナビ転職」を手掛ける株式会社マイナビが運営しているエージェントです。

20代を中心とした若手への手厚いサポートが特徴で、20代の転職支援に強みをもっています。

企業の情報を豊富にもっていて、採用する企業の人事等と強いパイプがあることから、転職斡旋の力が強いエージェントです。

教師から民間に転職する20代で、色々と不安が多い方には丁寧にアドバイスをしてくれるでしょう。

無料でマイナビエージェントに転職相談

※マイナビのプロモーションを含みます。

サポートが手厚い「パソナキャリア」

パソナキャリア2021

パソナキャリアは、第二新卒・20代・30代と幅広い求職者に対応していて、転職サポートが手厚いことが評判です。

パソナキャリアは、書類や面接の対策まで手厚くサポートしてくれるので、教師経験のみで民間企業に初めて転職する場合に不安なことが多くても安心して利用できます。

どんな業界・職種でも対応可能なエージェントで、未経験対応求人も数多く揃えています。

無料でパソナキャリアに転職相談

業界No.1の「リクルートエージェント」

リクルートエージェント2021

リクルートエージェントは、実績と求人数ともに業界No1の転職エージェントで、圧倒的な人気を誇るエージェントです。(2020年6月時点、厚生労働省「人材総合サービスサイト」における無期雇用及び4ヶ月以上の有期雇用の合計人数)

教師のようにビジネス経験がなかったり少なかったりする方向けの求人を数多く揃えており、ビジネス未経験でも安心して利用できることが特徴です。

また、経験豊富で各業界を知り尽くすベテランのキャリアアドバイザーが多く在籍し、プロならではのアドバイスをもらえます。

教師経験のみの方を支援した実績が豊富にあるため、転職成功のポイントまできちんと伝えてくれます。

全国の求人を揃えていて、どの拠点で相談をしても全国どこの求人にも応募可能です。

「まず登録」する方が最も多いエージェントで、まずは無料相談をしてみることをおすすめします。

無料でリクルートエージェントに転職相談

業界No.2の「doda」

doda

dodaは、リクルートエージェントに続いて業界No.2の実績と求人数を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントと同様に、どの年代・職種にも対応しているなど特徴はほとんど変わらず、未経験者向けの求人を数多く揃えているので安心して利用できます。

特徴がほとんど変わらないとはいえ、リクルートエージェントが保有していない求人があるため、リクルートと併用することが基本です。

キャリアアドバイザーは比較的対応が丁寧と言われていて、教師のような一般企業未経験者には嬉しいエージェントです。

転職が成功するかどうかは、担当のキャリアアドバイザーとの相性に大きく左右されますので、リクルートエージェントと双方登録してみて自分に合うエージェントを選びましょう。

無料でdodaに転職相談

まずはできることを増やす

転職エージェントを利用することに加えてもう1つのポイントは、すぐに年収アップを求めるのではなく、まずはできることを増やすことです。

上述のように、年収というのは、「その業界の生産性(利益率)」と「あなたができること(スキル)」の掛け合わせで決まります。

できることが増えてスキルが上がれば、自然と年収は上がっていきます。

大切なのは、「もらう発想」で「年収をもらう」という考え方ではなく、「自分が何をもたらせる人間なのか」にフォーカスして「自分の力で年収を上げる」発想に転換することです。

転職で重要なのは年収だけ?

教師が転職をする場合の年収について解説しました。

前提として、教師の年収は20代としては高いほうです。

転職すれば当然スキルがない状態ですので、年収は下がることは受け入れざるを得ないケースが多いです。

短期的な視点でのみ考えるのではなく、中長期的に年収を上げていく考え方も重要です。

また、そもそも転職で重要な要素は年収だけではないでしょう。

仕事のやりがいや成長実感、人によってはワークライフバランスなど、様々な要素があります。

年収のみにフォーカスして転職をしてしまうと、仮に年収が上がったとしてもその他で不満が諸々出てきます。

転職はあくまでも手段です。

「転職を手段として自分が何をしたいのか・どうなりたいのか」、深く考えて転職しましょう。

-教師の転職, 転職

Copyright© EPIC LIFE , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.