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転職の思考法の要約と感想。「転職には必ずこの1冊」といって良い程の名著。

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大ベストセラーの「転職の思考法」について、要約を含めて解説します。「初めての転職で不安」「そもそも転職すべきなのか」「どんな会社に転職すべきかわからない」このような多くの人が抱える悩みについて、「思考法」を提供してくれています。非常にわかりやく、納得する理論が多い名著中の名著です。まずは概要を理解していただいて、是非詳細はご自身で読んでみましょう。

転職の思考法

転職の思考法は「転職には必ずこの1冊」といって良い程の名著

転職の思考法は、転職前には必ず読んだほうが良いと言っても良い程の名著だと思います。

いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、日本の社会が変わると信じる著者の、アツいメッセージが込められています。

転職が当たり前になりつつある時代においても、

  • 転職は裏切り行為だ
  • 本当にやりたいことなんてできないから、今の会社で我慢するんだ
  • そもそもやりたいことがわからなくて、転職するのが不安だ
  • 同期が辞めていくし、自分はこのままで良いのか

このような悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。
私も数多くの転職を考えている方とお会いしてきましたが、みなさんそれぞれ深い悩みを抱えています。

「転職の思考法」では、誰もが「いつでも転職できる状態」をつくり、転職に関する悩みを解決すべく、転職についての「思考法」をとにかく詳しく解説しています。

この記事で、概要を掴んでいきましょう。

転職の思考法の著者「北野唯我」

転職の思考法を書いたのは、ワンキャリア最高戦略責任者兼レントヘッド代表取締役、作家とマルチな才能を発揮する北野唯我(きたのゆいが)さんです。

略歴:
1987年兵庫県生まれ。
神戸大学経営学部卒業後、新卒で博報堂に入社し、経営企画局・経理財務局で活躍。
米国・台湾での留学を経て、ボストンコンサルティンググループに転職し、総合商社の事業戦略立案などを担当。
2016年からワンキャリアに参画し、最高戦略責任者とメディア事業担当の執行役員を務める。
2019年からは、ワンキャリアの戦略子会社である、レントヘッドの代表取締役に就任。

デビュー作の「転職の思考法」は、2019年4月時点で累計12万部を突破するミリオンセラーとなっています。

転職の思考法のストーリー

大手企業に勤める主人公の青野は、今の仕事に疑問やもやもやを感じ、転職を考えていました。

そんな中、ちょっとしたご縁で経営コンサルタントの黒岩と出会います。

今の会社に残るべきか悩んでいる青野に対し、黒岩は、一生食べていくための思考法に関するコンサルティングを50万円で提案します。

高すぎると引いてしまった青野ではあるものの、自分を変えるしかないと決心し、50万円を支払って、転職の思考法を学んでいくストーリーです。

非常に読みやすいストーリー仕立てなため、転職初心者にもわかりやすい内容になっています。

転職の思考法の要約・まとめ・感想

ここからは、転職の思考法を読んで私が感じたこと、要約、まとめを項目に分けてご紹介します。

転職するにあたって、重要なエッセンスが盛りだくさんの本ですので、きちんと理解していきましょう。

マーケットバリューを高める

転職を考える際に重要なことは、マーケットバリューを高めることです。

つまり、自分が今の会社を離れても、高く評価される価値を身に付けておくということです。
一生食える自分をつくるためには、マーケットバリューを高めていかなければなりません。

転職の思考法では、マーケットバリューを3つの軸で定義しています。

  1. 技術資産
  2. 人的資産
  3. 業界の生産性

マーケットバリューの図

技術資産

技術資産が高い人とは、「どんな会社からも必要とされる、高い技術力を持った人間」です。

技術資産は、専門性と経験から構成されていて、専門性は学べば誰でも取得できるため、経験の重要度が高いのです。

転職の思考法は、この技術資産を「思考法」で解決できるとしているのが素晴らしいのです。
どこの会社で、どんな仕事でどんな経験をするのかというキャリア戦略=ポジショニングをきちんと考えれば、技術資産を高めることができます。

福利厚生や労働環境ではなく、この専門性と経験を基準に転職を考えることが重要です。

人的資産

人的資産が高い人とは、「どんな人間とも仲良くなれ、かわいがられる力を持った人間」です。

あなたには、会社を辞めても仕事をくれる人がいますか?
会社を辞めても自分に仕事をくれる人が多い場合は、人的資産が充実している状態と言えます。

転職の思考法の中では、この人的資産=人脈は、20代ではほとんど価値をもたないとされています。
年齢を重ねるにつれて、「貸し借り」で動く人が増えるため、人的資産のマーケットバリューが増してくるのです。

転職の思考法では、20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要と述べられていて、激しく同意します。
専門性と経験を軽視した職業選択をしてしまう人が多く、せっかく仕事が面白くなってくる40代に、「やりたいことをできる自分」になれていない人が多いためです。

北野さんの文才、わかりやすく伝える力が素晴らしく、思わずうなってしまいますね。

業界の生産性

最後、マーケットバリューに大きな影響を与えるのが「業界の生産性」です。

「才能がなくても、安定して高い給与をもらい続けられる人間」とは、業界の生産性が高い産業に就職した人のことなのです。

技術資産も人的資産も充実していない場合の転職では、特にこの業界の生産性を意識して会社を選ぶことが重要です。

同じ20代で、同じくらい忙しく働いていても、年収2000万円の業界と、360万円の業界がありませんか?
これが、業界の生産性の違いからくる給料の違い、すなわちマーケットバリューの違いです。

会社員にとって、業界の生産性はまさにポジション取りで、技術資産と人的資産があっても、業界を間違えてしまっては話になりません。

マーケットバリューを高めるためには、生産性が高かったり、業界が上向きの企業を選ぶことが重要なのです。

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